blog»活用法&レシピ»ECbeing×Ptengine連携で実現する「会員属性×行動分析」とは?


Goro Kasahara
カスタマーサクセス
2025年12月26日
この記事は約4分で読めます。
ECサイトの運営では、アクセス解析だけでは顧客の本当のニーズや行動パターンを捉えきれません。 従来の分析方法は「どのページが見られたか」を軸にしたセグメント分けが中心で、ユーザー属性と行動データを紐づけて分析することは、技術的に難しい状況でした。
この課題を解消するために活用できるのが、ECbeing × Ptengine の連携による「属性 × 行動分析」 です。
ECbeingは、会員情報や購買データを豊富に保持する、国内有数のECプラットフォーム。
Ptengineは、ヒートマップやユーザー行動分析に強みを持つツールです。
両者を連携することで、会員ランク・ポイント・クーポン保有などの属性を軸に、ユーザー行動を詳細に分析できるようになります。 連携の中心となるのが Ptengine の ユーザー識別(identify)機能 です。ECbeing側のサーバーサイド変数を使ってログインユーザーの属性をPtengineに送信し、行動データと紐づけて分析できるようになります。
これにより、
・会員ランクごとのページ閲覧の違い
・保有ポイント数による行動差
・クーポン保有ユーザーの回遊傾向
など、従来は見えなかった“属性別の振る舞い”が明らかになります。

以下に該当する場合、ECbeing × Ptengine の連携は特に有効です。
連携には、以下のタグ設定が必要です。
・Ptengine identify(ユーザー識別+属性送信用)
・Ptengineイベントプロパティ(必要に応じて)
また、ECbeing側で会員データを扱うには サーバーサイド変数を使う必要があるため、テンプレート編集ができるページで実装する前提となります。
そして、ECbeingはPC・スマホで設定箇所が異なるため、両方への反映も必要です。
対象となりやすいページの例:
・ログイン後のマイページ
・会員情報ページ ・注文完了ページ
また、導線パターンのチェックも忘れないように。 例: ・未ログインでもカート追加は可能だが、購入時にログイン要求が表示 ・ログイン後、マイページではなく直接「購入手続き画面」へ飛ぶ
ECbeing 管理画面のタグ管理を開いて、指定 PCとスマホで設定箇所が分かれるため、両方に同じ設定を反映します。
また、企業によってテンプレートが細かく分かれているため、該当ページに対応するテンプレートを都度選ぶ必要があります。
設定例:
・mypage.tpl・order_complete.tpl
基本ルール:
・<body> 内の適切な位置に設置
・他スクリプトとの干渉を避けるため、閉じ </script> の後に追加するのが安全
・送信する属性は必要最小限に絞る
・「存在する場合だけ送信」など条件付けができると運用が安定
実際にログインし、 サーバーサイド変数が実際の値に置換されているか、 Ptengineへのリクエストが発行されているかを確認します。
取得できていれば、Ptengine管理画面で属性が取れているかを最終確認し、属性別のABテストなどの活用へ進めます。
連携後の分析例:

ECbeing × Ptengine の連携で、アクセスデータの分析が「全体平均」から “属性別の実態” へ進化します。
Ptengineのヒートマップ上で、会員ランク別の注目エリアの違いを、セグメント別分析では属性ごとのコンバージョン率の違いを詳細に把握できるようになります。
これらの分析結果を基づいて、会員ランクに応じたページレイアウトの最適化や、ポイント保有状況に合わせたキャンペーン施策の実施など、より精密なマーケティング戦略を展開することが可能になるでしょう。
また、コード実装に不安がある場合も、カスタマーサクセス担当が設定〜分析までサポートしますのでご安心ください。
💡新規でPtengineをご利用の方へ
まだPtengineをお使いでない場合は、まず無料でPtengineを登録し、あなたのECサイトで「どんな属性を取るべきか」確認してみましょう。
✨ 既にPtengineをご利用の方へ
Ptengineを起動し、「どの属性を追加すれば、より深い分析につながるか」ぜひ実践してみてください。
※ECbeing以外のツールとのデータ連携も可能です。お気軽にご相談ください。
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