スマートキャンプ株式会社

CVR向上の王道ワークフローが加速 BOXILが実践するPtengine活用方法とは

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メディア&マーケティング本部

緑川慎氏

スマートキャンプのようにPtengineでビジネスを成長させよう

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インタビューのポイント
① ヒートマップ分析 仮説構築A/Bテストまで Ptengineを前提としたリズムを確立
② A/Bテストでリスクは最小限に成果を最大化 CTAボタンの改善で20%のCV改善を達成
③ Ptengine導入と活用サポートで多面的なスピードUPを実感 カルチャーに即したワークフローを実現 

今回インタビューをさせていただいたのは、スマートキャンプ株式会社の緑川 慎さんです。 

緑川さんは、スマートキャンプ株式会社のBOXILカンパニーでメディア&マーケティング本部に所属しています。同社には大学1年からインターンとして参加し、卒業後に正社員としてジョインされました。 

BOXIL事業の中核である「BOXIL SaaS」はSaaS比較サイトで、緑川さんのチームはメディア戦略に従事されています。 BOXILのオウンドメディアである「BOXIL Magazine」の編集業務を中心に、サービスベンダーとのやり取りを行うメンバーや口コミ収集を担当するメンバーもおり、チーム全体でさまざまな業務を行っています。 

獲得した流入を逃さない CVRを高めるためのPtengine導入 

Q: Ptengineで実現したかったこと・実現したいことは何ですか? 

Webサイトへの集客、回遊、そして資料請求というCVに繋げることが、私たちの目標のひとつです。

CV数を向上させるため、SEO強化による検索流入を確保するだけでなく、流入後のユーザーニーズを分析しCVR改善にも注力する体制を検討していました。 

サービスの比較検討をするユーザーとサービス提供ベンダーのマッチングを最適化するために、感覚値ではなく定量的な分析ができるA/Bテストツールを探し、Ptengineを導入しました。  

ヒートマップ分析仮説構築 → A/Bテスト検証 → 全体反映とナレッジ化の流れを確立 

我々は少数精鋭のチームですが、Ptengineの活用を前提とした分析・施策実施スキームができています。 

まずはPtengine Insightのヒートマップでユーザーの行動を分析してインサイトを得る、そこから仮説を立て、Ptengine ExperienceのA/Bテストで仮説の検証を行います。

その結果、明確に効果が出た内容はWebサイト全体に反映します。また、これらの一連の流れは、施策単位でNotionにまとめており、社内で施策内容の透明化とナレッジ化を強く意識しています。 

テスト結果の分析の際には、詳細レポートを確認した上で、比較ヒートマップを使って間違い探しのように分析を行います。

特に、ヒートマップが赤くなっている部分の前後を注視し、ユーザーがどのようなコンテンツを欲しているかというインサイトを見つけ、改善アイディアを出していきます。 

特に、注視しているのはやはりCTAボタンです。Ptengineでは、1つのCTAボタンでも、どの部分やどの文言をクリックしているのかまでヒートマップで特定することができるので、そういったところからもインサイトを得て、改善に活かしています。 

弊社はBtoBメディアであり、BtoC商材と比較して検索流入数のボリュームが多くないという特性があるからこそ、仮説を継続的に抽出して、それぞれのテストにおいては精度高く分析し、振り返りを丁寧に行うようにしています。

小さく始める」こそA/Bテストの本質 リスクを抑えて成果を最大化 

こうした流れで日々Ptengineを活用していますが、特に大きな成果だと感じたのがCVRの改善です。 

普段から「資料ダウンロード」というCVに繋げるために、記事ではファーストビューを主とするコンテンツの見せ方や、全体の順序、そしてもちろんCTAボタンなど、全体的な構造から細かな要素にまで着目して分析・改善をしています。 

その中で、CTAボタンのデザインに対してA/Bテストを実施し、有意差が出た結果をWebサイト全体に適用したところ、CVRを約20%向上させることができました。この時は、思ってもみない形に変えたテストが意外な成果をもたらした事例でした。 

A/Bテストのメリットは、リスクを最小限に抑えつつ仮説の検証ができる点だと思っています。 

CTAボタンを筆頭に、資料請求に関連する機能やページは、売上に直結する箇所です。そこを変更するようなリスキーなテストこそ、A/Bテストが向いていると感じます。 

また、ボタン以外にも、本格的に開発が着手すると工数のかかる部分も、まずはA/Bテストを行うようにしており、リスクやコストを抑えるようにしています。 

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手慣れた様子でPtengineを操作する緑川さん

Smart Thinkingとスピード感 

Q: Ptengine活用の前後で、スピード感の違いに対する実感はありますか? 

あります。施策の実施ペースに関してです。 

具体的には、Ptengineを活用する前は施策を行うペースは、月に2回程度でしたが、活用後は週に2、3回ほどまでに増えました。  

導入前は、施策実施の前後で比較をしていたため、施策の試行回数は月に2回ほどが限度でした。1つの施策が終わってからもう1つの施策を行い、それも終了してからやっと比較するという状態だったため、その分時間がかかっていました。 

しかし、Ptengineを導入したことで、施策を同時に行えるようになり、迅速に結果を得ることができるようになりました。 

また、ご担当の北田さんにはかなりお世話になっており、「わからないことを聞きやすい環境」を作ってくださっていることに感謝しています。質問をすると、素早く回答をくださるだけでなく、施策や分析に関する提案もしてくださるのが非常に助かっています。 

Ptengineを活用することで、いろいろな角度からスピードが上がったと思います。 

弊社のミッションは「テクノロジーで社会の非効率を無くす」です。そしてValueの1つである「Smart thinking」とPtengineは相性が良いと感じていますし、それに叶うオペレーションが実現できたのもPtengineおかげだと思います。 

今後も、ミッションの実現に向けて、まずは社内からテクノロジーによって非効率を解消し、生産性の高い働き方を実現したいと考えています。そのためにも、今後もPtengineを積極的に活用していきたいです。