blog»2026/9/22: リダイレクトテストの強化 | より柔軟なページマッチングルールに対応

Ptengine
マーケティング部
2026年09月22日
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今回のアップデートでは、リダイレクトテストの設定を「どのページを対象にするか」と「どこへ飛ばすか」の2つの軸に分けました。対象ページは正規表現で指定でき、飛ばし方は「指定したページへリダイレクト」「パラメータを追加」「正規表現で置換」の3つから選べます。さらに、設定したルールが実際のURLでどう動くかを、保存前にその場で確認できる「リダイレクトを確認」を追加しました。
これまでは「1つのURLを、1つのURLへ」しか設定できませんでした。カテゴリページが200ページあれば、テストも200本必要でした。今回の変更で、その200ページを1本のテストで扱えます。
「マッチング方法」に正規表現が加わりました。これまでの「完全一致」はそのまま残っています。
たとえばカテゴリごとに分かれた次のようなページ群があるとします。
<https://example.com/cate-restaurant/serviceList>
<https://example.com/cate-salon/serviceList>
<https://example.com/cate-clinic/serviceList>
...(200カテゴリ)
完全一致では200本のテストが必要でしたが、正規表現なら1行で済みます。
<https://example>\.com/cate-([^/]+)/serviceList
完全一致と正規表現では、パラメータの扱いが異なります。 完全一致は「プロトコル + ドメイン + パス」だけを見るため、?utm_source=... のようなパラメータが付いていても同じページとして扱います。正規表現はURL全体を見るので、パラメータを含めるかどうかを自分で書き分けられます。
正規表現を選ぶと「プレビューページURL」欄が現れます。スクリーンショットとヒートマップの取得に使う実在のURLで、この後の置換の試算にも使われます。
パターンごとに「リダイレクト方法」を選べるようになりました。
これまでどおり、固定のURLへ飛ばします。元のURLに付いていたパラメータは、飛び先に引き継がれます。
訪問 <https://example.com/old.html?utm_source=mail>
→ <https://example.com/new.html?utm_source=mail>
いまのURLはそのままに、パラメータだけを足します。 ページを作り直さずにテストしたいときに使います。
追加パラメータ: schedule_cal
訪問 <https://example.com/cate-restaurant/serviceList>
→ <https://example.com/cate-restaurant/serviceList?schedule_cal=>
値のないパラメータ(キーだけ)を指定した場合、schedule_cal= のように末尾に = が付きます。ad=summer_sales のように値まで指定すれば、そのまま追加されます。
先ほどの200カテゴリの例なら、この1設定で全カテゴリに同じパラメータが付きます。カテゴリごとにURLを用意する必要はありません。
マッチした部分だけを書き換えます。 ページごとに飛び先が違う場合に使います。
正規表現: our-([^/.]+)\.html
置換後: our-$1-new.html
訪問 <https://example.com/our-shop.html> → <https://example.com/our-shop-new.html>
訪問 <https://example.com/our-menu.html> → <https://example.com/our-menu-new.html>
$1 は正規表現の丸括弧で囲んだ部分に対応します。1本のルールで、ページごとに別々の飛び先へ振り分けられます。
設定画面の下部に「リダイレクトを確認」を追加しました。訪問者が実際に開くURLを入力すると、条件に合致するかと、合致した場合に各パターンがどこへ飛ぶかをその場で表示します。
合致した場合は、パターンごとに飛び先が並びます。

合致しなかった場合は、入力したURLの行に ✗ が付きます。
正規表現は一文字違うだけで結果が変わります。公開してから「動いていなかった」と気づくより、ここで1回試すほうが確実です。
ℹ️ 「無限リダイレクト」の検出について
「正規表現で置換」では、置換した結果がもう一度同じ正規表現にマッチすると、飛び先でまた置換が起きて止まらなくなることがあります。
正規表現: our-([^/.]+)\.html
置換後: our-$1-new.html
our-shop.html → our-shop-new.html → our-shop-new-new.html → ...
our-shop-new.html も our-([^/.]+)\.html にマッチしてしまうためです。設定画面はこれを検出し、「置換後のページURLが再度置換され、無限にリダイレクトします」と表示して保存を止めます。
回避するには、置換後の結果がマッチしない書き方にします。たとえば末尾を固定する、置換先を別ディレクトリにする、といった方法です。
正規表現: /our-([^/.]+)\.html$
置換後: /new/our-$1.html
Q. これまでに設定したリダイレクトテストは、そのまま動きますか?
A. はい。既存の設定は「完全一致 + 指定したページへリダイレクト」として、これまでと同じように動作します。設定し直す必要はありません。
Q. 「完全一致」と「正規表現」、どちらを使えばよいですか?
A. 対象が1ページだけなら完全一致で十分です。複数ページをまとめて扱いたい、URLの一部だけで判定したい、という場合に正規表現を選んでください。
Q. 正規表現が使えるのはどこですか?
A. 「オリジナル」のマッチング方法と、「特定のパラメータ条件」の各行で使えます。なお、(?i) のようなインラインフラグには対応していません。大文字小文字を区別せずに書きたい場合は [Aa] のような形に書き換えてください。
Q. 「パラメータを追加」で、URLをそのまま入力してもよいですか?
A. パラメータだけを入力してください(例:ad=summer_sales)。先頭の ? や & も不要です。URLを入力すると、保存時にエラーが表示されます。
Q. 対照群(コントロールグループ)はどう扱われますか?
A. 対照群に振り分けられた訪問者はリダイレクトされず、元のページをそのまま見ます。確認結果にも「オリジナル」として、遷移せずに留まる先が表示されます。
Q. 「リダイレクトを確認」は必ず実行しないと保存できませんか?
A. いいえ。確認は任意です。ただし正規表現を使う設定では、公開前に一度試しておくことを強くおすすめします。
リダイレクトテストは、これまで「1つのURLを、1つのURLへ」という道具でした。今回の変更で、対象ページを正規表現でまとめ、飛ばし方を目的に合わせて選ぶという使い方ができるようになります。
まずは、いま改善したいページ群に共通するURLの形を書き出してみてください。カテゴリ名や商品IDだけが違うページが並んでいるなら、それは1本のテストにまとめられます。設定したら「リダイレクトを確認」で実際のURLを1つ入れて「確認」を押し、思ったとおりに飛ぶかを確かめてから公開しましょう。
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