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スマートヒートマップ入門|4つの現場例で、従来との違いをステップ比較

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Ptengine

マーケティング部

2026年03月11日

この記事は約3分で読めます。

流入は変わっていないのにCVRだけ落ちた。地域によって予約率がバラバラ。A/Bは勝ったが理由が言えない。スマホ流入は7割なのに成果はPC頼み——サイト運営でありがちな4つの課題ごとに、どこから調べるか・何ステップでたどり着くかを整理しました。 従来どおりクリック/アテンション/分析を開き替えて進める場合と、スマートヒートマップで進める場合を同じ課題単位で対比しています。

目次

  1. 課題1:流入は安定しているのにCVRが突然下がった
  2. 課題2:地域別に成果差がある(高い/低い)
  3. 課題3:A/Bは勝ったが勝因が説明できない
  4. 課題4:スマホ流入が多いのにCVRがPCの半分以下
  5. 次のステップ

課題1:流入は安定しているのに、コンバージョン率が突然下がった

シナリオ ページも広告も大きく変えていないのに、ここ2週間だけ申込・購入の割合(CVR)が以前よりだいたい2割ほど落ちている。「どこから見ればいいか分からない」という状態。 考え方 トラフィックの「量」が一定でも、広告の調整や市場環境の変化により「質(ユーザーの意欲)」は常に変動します。まず「成果を押し下げている特定の流入経路」を特定し、そのユーザーがページのどこで期待とズレを感じたのか——離脱ポイントからユーザー心理のギャップを逆算します。

スマートヒートマップでの操作(3ステップ)

  1. ヒートマップ上で広告別の状況を確認する
  2. 訪問数は多いがCVが低い広告を特定し、その流入の行動を確認する
  3. ページ内で離脱が多い箇所を確認する

  従来のヒートマップでの操作(7ステップ)

  1. セグメントで入り口ページを指定する
  2. コンバージョンを指定する
  3. 広告別に良し悪しを確認する
  4. ヒートマップを開く
  5. クリックヒートマップを確認する
  6. 比較でアテンションヒートマップを確認する
  7. 分析ヒートマップを確認する


課題2:特定地域(例:東京)の予約率が、他地域より突出して高い(または低い)

シナリオ 特定の地域だけ成果が良い(または悪い)ことは分かっているが、その理由が不明。地域ごとにページを変えるべきか、判断する材料が足りない。 考え方 地域で差が出るときは、認知のされ方や競合の強さ、あと「決済や配送が不安」といった信頼のハードルの差が混ざっていることが多いです。成果が良い地域と悪い地域を並べて比較して、読まれていない部分・じっくり読まれている部分(Q&Aなど)の違いを見ると、その地域ならではのつまずきが見えてきやすくなります。

スマートヒートマップでの操作(3ステップ)

  1. 比較モードで「異なる条件」を選ぶ
  2. セグメントで地域などの条件を指定する
  3. 両条件の行動差を確認する

  従来のヒートマップでの操作(8ステップ)

  1. セグメントを指定してからクリックヒートマップを開く
  2. 比較でアテンションヒートマップを開く
  3. 分析ヒートマップを開く
  4. セグメントを切り替え、再度クリックヒートマップを開く
  5. 比較でアテンションヒートマップを開く
  6. 分析ヒートマップを開く
  7. 地域ごとにセグメントを切り替え、上記の開き替えを繰り返して照合する(実質7〜8手順程度のイメージ)


課題3:A/BテストはパターンBが勝ったが、「なぜ勝ったのか」を説明できない

シナリオ テストの結果、B案が15%改善した。でも、勝因がファーストビューのコピーなのかCTAの変更なのか分からず、他ページにそのまま活かせない。 考え方 数字は「結果」であって、理由ではありません。ヒートマップでは、B案にしたことでじっくり読まれるようになったのか、迷って離れるのが減ったのかといった「動き方の変化」を見ると説明しやすくなります。ここを言葉にできると、あとでチームや他ページにも伝えやすくなります。

スマートヒートマップでの操作(1ステップ)

  1. 結果画面で差分を確認する(AIが差分を自動で言語化)

  従来のヒートマップでの操作(6ステップ)

  1. Aパターンのクリックヒートマップを確認する
  2. 比較でAパターンのアテンションヒートマップを確認する
  3. Aパターンの分析ヒートマップを確認する
  4. Bパターンのクリックヒートマップを確認する
  5. 比較でBパターンのアテンションヒートマップを確認する
  6. Bパターンの分析ヒートマップを確認する


課題4:スマホの流入が70%を占めるのに、CVRはPCの半分以下

シナリオ 広告の主戦場はスマホだが、成果はPCに依存している。「スマホは使いにくい」は感じているが、どのあたりで諦められているかまでは言えない。 考え方 PCとスマホでCVRが違うのは、画面の大きさだけの話ではなく、さっと見ているのか・じっくり比較しているのかといった見方の違いもあります。いったんPCとの差にこだわらず、スマホだけで見たときに、どこで立ち止まって、どこで入力をやめてしまうかに目を向けると、改善の糸口が見つかりやすいです。

スマートヒートマップでの操作(4ステップ)

  1. 「滞在」でアテンションヒートマップを確認する
  2. ブロック別の滞在時間を確認する
  3. 比較モードで「異なる視点」(例:デバイス)を選ぶ
  4. セグメントで条件を指定し、PC/スマホの差を確認する

  従来のヒートマップでの操作(6ステップ)

  1. PCのクリックヒートマップを確認する
  2. 比較でPCのアテンションヒートマップを確認する
  3. PCの分析ヒートマップを確認する
  4. スマホのクリックヒートマップを確認する
  5. 比較でスマホのアテンションヒートマップを確認する
  6. スマホの分析ヒートマップを確認する

次のステップ

  • まず試す — お使いの環境でスマートヒートマップが使えるなら、いちばん近い課題のシナリオから当てはめてみると動かしやすいです。
  • 条件の確認 — データの扱いや利用範囲は、契約内容やヘルプに書いてある案内を見てみてください。
  • わからないとき — サポートに聞いてもらって大丈夫です。

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。