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プッシュ通知戦略を成功させるための3つのポイント
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Takashi Ando

アルコール二段 グロースチーム

2020年08月16日

この記事は約5分で読めます。

プッシュ通知はユーザーをイライラさせるものだという認識が日本でもあるようです。一方でコンバージョンを最大8倍に高めることができるのをご存知でしょうか?それでは、うまく活用する秘訣は何でしょうか? 


あなたが受け取った最近のプッシュ通知について考えてみてください。それらは関連性がありましたか?クリックするきっかけになっていたでしょうか?プッシュ通知は、モバイルマーケティングの世界における「ジキルとハイド」のようなものです。効果的に使用すれば、サービスの外でもユーザーとの再エンゲージメントを可能にする、マーケッターが自由に使える最も強力なツールの一つです。ただし、使い方を間違えると、ユーザーを永久に離脱させてしまうこともあります。 

プッシュ通知は、二極化する可能性があるにもかかわらず、今日ではすべての、特にモバイルマーケティング戦略の重要な要素となっています。プッシュ通知がどれだけインパクトのあるものかを知るために、以下のことを考えてみましょう。  


 プッシュ通知に関する統計 
1.全モバイルユーザーの55~60%がプッシュ通知をオプトイン  
2.プッシュ通知はエンゲージメントを最大88%向上させることができる 
3.プッシュ通知は定着率を3~8倍に高めることができる  
4.プッシュを有効にした場合、65%のユーザーが30日以内にサービスに戻ってくる。 
5.あまりにも多くのプッシュ通知を送信したり、個人に適さない通知を送信したりすると、ユーザーが解約する原因になります。 

プッシュ通知戦略は多くのことに影響をうけます。どのようにすればKPIにプラスの影響を与えることができるのでしょうか?ここでは、プッシュ通知を魅力的なものにするための3つの重要な要素と、それをうまく活用しているサービスの例をご紹介します。 

1. コンテンツを個人に合わせる 

プッシュ通知戦略にとって最も重要な要素は、パーソナライズです。プッシュ通知は本質的に個人的なものです。誰かの話を中断するのであれば、何か良いことを言った方が良いでしょう。 

個人に合わせたプッシュ通知戦略を達成するためには、ユーザーの深い洞察を得る必要があります。優れたプッシュ通知は、プロフィール(ユーザーや人口統計情報)と行動(ユーザーがサービス内で行った行動)の両方のデータに依存しています。これにより、送信する各プッシュは、ユーザーに合わせた高度なターゲティングされたものになります。 

プッシュ通知はユーザーの再エンゲージメントを目的としているため、サービス内の過去のイベントに基づいてトリガーを設定することは、ユーザーをサービスに呼び戻すための優れた戦略となります。Pelotonのプッシュ通知は、この方法を使用して再エンゲージメントを促進しています。Peloton はアメリカで人気のフィットネスサブスクリプションサービスを提供している企業です。 

このメッセージは、ユーザーがフィットネスクラスを終了した後に送信されます。このメッセージは、プロフィールと行動データの両方を使用して、エンドユーザーに直接合わせた魅力的なメッセージを作成します。 

2. 通知を適切なサービス内ページへ導く 

 通常、プッシュ通知はサービスの外で発生しますが、その成功の大部分はサービス内のツールチップやモーダルメニューのような形で表示されます。 

プッシュ通知は、関連するサービス内ページ等へと直接リンクさせる必要があります。そうすることでコミュニケーション間のギャップを埋め、シームレスなユーザー体験を提供します。 

Amazonは、商品が届いたことをユーザーに知らせるために、トリガー付きのプッシュ通知キャンペーンを利用しています。ユーザーが通知を開くと、配送情報が記載されたページに接続されます。ページの上部には、配送に関する詳細な情報が記載されたモバイルバナーが表示されます。 
 

 
これらのモバイルマーケティングツールを併用することで、エンゲージメントとリテンションの両方を刺激する摩擦のない、滑らかなユーザー体験を実現することができている好例です。 
 

3. サービスの価値へと継続的に導く 

製品主導型のサービスは、間接サービス提供者(販売、カスタマーサポートなど)の必要性を薄めて、ユーザー体験をコントロールし、最も差し迫った問題をより早く解決できるようにしていけます。 
 
 
製品主導型のサービスが提供する優れたユーザー体験は、エンゲージメント、リテンション、収益の向上の全てにつながります。 

ほとんどのモバイルサービスは実は本質的に製品主導なのです。プッシュ通知、チャットボット、サービス内メッセージなどのツールを使用しながら、A地点からB地点までユーザーを自律的に移動させることを促しています。 

プッシュ通知は、電子メールのように、サービスへの再参加を促します。優れたプッシュ通知は、ユーザーの個々のニーズ、好み、ユースケースに合わせてメッセージをカスタマイズすることで、ユーザーとつながります。 
 

一度スワイプなどを促すと、製品主導型のサービスは、ユーザーを価値に導く摩擦のない個人に最適化した体験を提供することで、その勢いを継続させることができます。 

Spotifyは、典型的な製品主導型の体験を提供しています。Spotifyは、ユーザーデータを活用して、ユーザーを繰り返し価値に導き、時間が経てば経つほど良くなっていく、パーソナライズされたユーザー体験を提供する技術を完成させました。 
 
 
下の画像が示すようにユーザーの好みや情報を学習しながら、常に最適なお知らせやレコメンドによる価値提供をし続けることでエンゲージを高めることに成功しています。 
 
 

 
 
まとめ:プッシュ通知それだけでは価値がない 

 
 いかがでしたでしょうか?😄強力なプッシュ通知戦略のコツは、メッセージを個々のユーザーに合わせてカスタマイズすることから始まります。メッセージの中に誰かの名前を入れるのは賢いパーソナライゼーションとは言えません。 
 
 
ユーザーデータとマーケティングオートメーションの組み合わせを使用して、適切なタイミングでユーザーのニーズに対応した説得力のある戦略を構築することができるようになります。 

2つ目のポイントは、プッシュ通知をシームレスで自分のためになるサービスの1つのピースにすることです。プッシュ通知は、今日のモバイルマーケティングにおいて最も効果的なツールの1つですが、それだけではうまく機能しません。伝えようとしているメッセージが、その後のサービス内体験にきちんと反映されていることを確認してください。 

プッシュ通知は単独では価値がないことを忘れないでください。ユーザージャーニーのしっかりとした理解、賢いパーソナライゼーション、熟慮されたサービス内メッセージやページと組み合わせをすることで、ユーザーを巻き込み、コンバージョンを上げ、顧客維持を高める戦略へと進ませることができます。 

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。