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思わずデザインに惹かれれてしまうComing Soonページまとめ

先日、我々Ptmindもcoming soonページをオープンしました。 これを企画するに当たっていろいろと他のサイトの事例も調べてみようということになるわけです。 あのサイトのデザインは良かったような記憶があるなとか、まとめサイトを探してみたりするわけですね。 が、しかし! 探してみるとComing soonページの多くは、実際にサービスがローンチされるとサービスのトップページへとコンテンツが変更されるのでもう見ることができない、という罠が。。 まとめサイトはURLが貼っつけてあるだけだったりするので、ほとんどがローンチされています。 あのデザインがよかったサイトもすでにローンチ済みです! となるとそういったComing soonページサイトを画像でクリップし取り上げているサイトを見つけるしか無いわけです。 そんなグッジョブなことをしてくれているサイトを発見しました! COMING SOON PAGES – COMING SOON WEBSITEShttp://launchsoon.com/gallery.php   こちらのサイトではComing Soon ページがピックアップされています。このサイトのビジネスはComing Soon pageを簡単に作れるサービスをやってるようです。いまのところ700事例近くが上がってます。見ていると気になるページばかりで、思わずいくつか登録してしまいました! というわけでページ集にあった良さそうなComing Soon ページをいくつかピックアップしてみます。 ■Randm. Minimal iOS Application http://www.getrandm.com/ ピンクで統一されていて非常にシンプルですね。なんだか気になっちゃいます。   ■Mega. Free iOS app for Mega. http://www.pocketmega.com/ こちらもシンプル。上とは向きが逆。iPhoneの中の画像が変わっていきます。 ■Turbine – Email Revolution http://useturbine.com/ フラットデザインのiPadアプリ。 ■We Snap Love — Share photos & videos of your children with family & friends. http://www.wesnaplove.com/ 子供の写真に思わず反応。 ■Visititlater for iPhone http://www.visititlater.com/ 場所版 Instapepaer ■PocketSuite http://pocketsuite.io/ スマホの中身の部分が動的。 ■Soundice – Create playlists and listen to music at home, at parties, at work. http://soundice.com/welcome 音楽サービス。人がメインになってるやつは思わず見ちゃいますね。 ■Sportlobster https://www.sportlobster.com/ スポーツSNS。背景の抑揚感につられてワクワクしてくる気がします。 ■Skenio http://www.skenio.com/ 画像にインパクトがありますね。 ■Myspace https://new.myspace.com/ Myspace!! ■Sooshi App http://getsooshi.com/ いったいこれは何だ。。 ちなみにイワシ以外も出てきます。   というわけでいくつかピックアップしてみましたが、いかがだったでしょうか? ぜひサービスの Coming soon…

【心せよ、結局は顧客理解】CoolなデザインがBadな結果になるケース

<サイトデザインに正解はあるか> みんながかっこいいと思うクールなサイトをデザインしよう。 そうすれば登録者も増えるし、バズも生まれるだろう。 かっこいいことは良いことだ。 欧米のサイトのトレンドを盛り込もう。   そう考えるデザイナーやプランナーは意外と多いかもしれません デザインの正解は見つけにくいです。 感覚やフィーリングで確かにうまくいくこともあります。   でも実はきちんとユーザーが想定できているだけでもデザインの正解は見つけやすくなるものなのです。 今回は一つの事例を通して最低限やっておくべきユーザーアナリティクスをご紹介します。     <クールなデザインがバットな結果になった事例>   サイト名: Uncommon Knowledge   どんなサービスか: 心理学者やカウンセラーに役に立つ情報を配信する   沿革: 1988年に開始し、2000年にオンラインへと移行しワールドワイドなスケールを始める   ビジネスの目的: 新規プロダクトをリリースするにあたり、事前にユーザーを獲得してリーチを広げたい   Webサイトのゴール: 上記ビジネスの目的達成のために、メールアドレス獲得用のコンテンツwebサイトを作る。 3つの精神的トラウマを克服するという想定ユーザー好みのコンテンツvideoを名前とメールアドレスを登録したユーザーに配布。 新規サービスのマーケティング時にそのアドレスにリーチができるようにする。   実験: オリジナルのページAと新しく作ったクールなデザインのページBの登録数をABテストで比較     ページA          ページB       結果:ページAのほうがページBより 19.55%成果が出ました。   意外でしたか?       <なぜこの結果になったかわかりますか?> 実はこれはUncommon Knowledgeのユーザー層をきちんと考えていれば当然の結果でした。 下記の図はalexaによって推定されたユーザーの属性についてです。 45歳以上のユーザーがほとんどです。     Alexaで推定されたユーザー層   ネットのリテラシーはそれほど高くなく、デザインのトレンドなど知りようもないです。 そんなユーザー達だと用意に想像てきるのではないでしょうか。   ページAには詳しいビデオの内容など情報が記載されています。 また加えてUncommon Knowledgeのブログの著者であるMark Tyrrellは人々の間でよく知られており、彼の顔写真が掲載されているエージAは大人に安心感を与える役割を果たしています。 <デザインの前にすべきこと> 当たり前のことかも知れませんが、意外と基本的なユーザー属性から離れてデザインを決めてしまうケースがあります。アナリティクスとはツールで結果を確認するものですが、事前にユーザーのことを自分なりに考える、下調べをする、自社で持っている情報から想定してみる、なども含まれます。必ずしもクールなデザインがいい結果を生む訳ではありません。この事例を通してもういちど今までのデザイン案のプロセスを見直してみましょう。最低限やっておきべきユーザーアナリティクスはあなた自身がユーザーのことを理解しようとする心構えと行動かもしれません。今回は少し臭いセリフを吐いてさらりと終わりにします。 質問・ご意見などいつでもどうぞ ライター @PtTakashi Ptengine公式ツイッター @Ptengine      

ユーザービリティ調査ツールのまとめ

ユーザービリティやらUXやらと、最近よく耳にするようになってきました。それはスマートフォンやタブレットのユーザー数が広がってきた一方、そのような端末に最適なデザインというのはまだまだ試行錯誤がされている段階だからと言えます。限られた画面のなかに、ユーザーの課題を解決するためのデザインでありつつ、運営側が達成したい内容を入れなければならず、そのバランスをとりつつも、最適なデザインをしなければなりません。 こちらでもこのように書かれています。 サービスリリース前には絶っっ対に!やった方がいいです(ユーザビリティテストしていないサービスはリリースしちゃだめ、という法律つくってもいいぐらい・・・というのは言い過ぎか)。 起業家に告ぐ、ユーザビリティテストを使え | IDEA*IDEA http://www.ideaxidea.com/archives/2012/01/user_test_is_the_most_important.html   フィードバック方法は、記事のように実際に身の回りの人に利用してもらい、いろいろと話しを聞かせてもらうのが一番手軽で良いと思います。それ以外にも、場合によっては多数の人に聞いてみたかったり、そのサービスのターゲット層に聞いてみたい等、フィードバックをもらう方法いろいろとあるかと思います。 例えばPtmindで提供しているアクセス解析ツール「Pt engine」ではユーザーのタッチやクリックをサーモグラフィーで表すヒートマップ機能があります。 こちらを利用すると、リンクがないのにやたらとクリックやタップがされている、ということがわかったりします。 例えば下記のサイトでは月額利用料のところにタッチが集中していますが(赤いところほどタッチが集中しています)、こちらにはリンクがないので遷移しません。ユーザーは利用料金ページに遷移すると思いタッチしてしまっていますので、ユーザーに勘違いさせてしまっています。なかなかこれを事前に想定するのは実は難しいものでして、ユーザーのサイト内でのアクションを計測することで初めて認知できるようになるのです。 アンケート調査ではなく実際のユーザーの行動ですので、ユーザーの迷いがダイレクトに出てきます。その結果を加味してデザインを修正していくことは非常に重要です。   こういったユーザーからのフィードバックをもらえるツールやサービスは様々な形でありますので、国内外問わずピックアップしてみました。 ぜひ自社サービスをよりよくするためにも、一度お試ししてはいかがでしょうか。   ■UIscope http://uiscope.com/ UIscopeはターゲット層となるモニターを選択し、そのモニターに実際にサイトやアプリを利用してもらい、利用状況をカメラで撮影することでフィードバックがされます。アンケートもつけることができ、1モニター3000円〜と手軽に行えます。     ■Usabilla – A new standard in website feedback https://usabilla.com/ こちらのサービスは様々な機能があるのですがヴィジュアルについてのフィードバックがもらえるのが特徴です。サイトの各要素、例えば下記の画像のようにボタンに対してどう思うかをエモーションを選択でき、さらにどう思うのかを選択できたり、コメントを残せたりします。そしてそれらの結果がどうっだたのかを示すダッシュボードもついてます。その他にもターゲットを絞ってアンケートを出したりと、かなり高機能なツールです。     ■Wishbox: Easiest Feedback Tool http://www.jotform.com/wishbox Wishboxはサイト上のフィードバックボタンを押すと、そのサイトのキャプチャが表示され、その上にパワーポイントをいじるような形で自由にコメントを書くことができます。ユーザーが自由にコメントできるのは良いです。     ■Feedback Form for Website – Kampyle http://www.kampyle.com/website-feedback-analytics アンケートへの誘導を画面右下に表示させ、クリックするとポップアップで出すことができます。簡単なサイト内でのオンラインリサーチですね。   このようなユーザービリティ関連のどのサービスを利用すべきかという選択は、要件があっているかどうかも大事ですが、個人的にはその利用するサービスのサイトなりサービスのユーザービリティが良いかどうかが重要だと思います。「ユーザービリティは重要ですよ!うちのサービスつかって高めてください!」とうたっておきながら、その会社のサービスのユーザービリティがいまいちだったら、うたっているユーザービリティの重要性が陳腐なものに見えてしまいますよね。。

  • Franklin

    As nowadays, Facebook is the direct influencer and will alone direct purchasing behavior in t...

昨今のwebディレクターは「データ分析」「A/Bテスト」病にかかってしまい、考え方のスケールが小さくなっているのではないか、を防ぐ

Webディレクターはテスト病で考え方が小さくなってる? 先日、GW中にも関わらず面白い記事が投稿されたので、読みこんでしまいました。 昨今のwebディレクターは「データ分析」「A/Bテスト」病にかかってしまい、考え方のスケールが小さくなっているのではないか。 この記事、乱暴に要約しますと、「小さいことチマチマやってないであんた、もっと根本的なこと考える必要あったんじゃないの?」ってことになります。 そういった罠に陥らないように、下記のようなフレームワークで考えれば良いのでは?というのがこの記事で提唱されていたことです。   図:http://mitene.hatenablog.jp/entry/2013/05/05/004415より引用 通常、アナリティクスの施策は④に該当しますので①のフェーズに分析をとおして到達するのは難しいということです。こちらの記事では具体例としてメンズ向けのECサイトにおいては、webアナリティクスからはレディース向けの販売も行うべきではないか、という考えに及ぶのは困難であると言及しています。 本当の問題は実行、改善、方針転換のバランス では、どの段階でそのような検討に発想を転換すれば良いのでしょうか? 発想が転換されるケースとしては次のようなことが考えられます。 既存ビジネスの目標が達成され、事業拡大フェーズの状態にある(スケールの段階) 既存ビジネスの目標があらゆる施策でうまくいかない、頭打ちで方針転換を迫られる(ピボットの段階) 先ほどのメンズ→レディースの販売に関して言えば、現在のKPIが達成されて、再現性のあるビジネスモデルを別のカテゴリーに適用してスケールを行う段階。もしくはメンズの売上げが泣かず飛ばずでKPIが未達。試行錯誤してみたがどうもだめらしいという段階。これらの場合は大きく考えて大胆な施策をする必要があるでしょう。 ここで実は、1,2とも「既存ビジネスの目標」と照らしあわせて判断していることがポイントです。つまり日々のテストや改善の実行による目標達成の是非が結局肝要になるわけです。 Webディレクターや運用者で問題となるのはテスト等による考え方のシュリンクというより、どの段階でどのレベルの考えを実行すればよいのか?という点を考慮した分析→実行のフレームワークがうまく機能していない点です。 リーンサイクル(Lean Cycle)を活用してみよう そこで次のようなフレームワークで進めることを推奨します。リーンサイクル(Lean Cycle)というフレームワークです。 これは 「Lean Analytics」(未翻訳本)の著者Alistair Croll氏などが中心となり提唱した分析→実行のフレームワークであり昨今話題となっているリーンスタートアップという新興企業がいかに素早くサービスの検証と実行をしていくかのプロセスをわかりやすくまとめたものです。しかしどのスピード感の企業でもどの規模の組織でも使える万能な考え方ですのでぜひ参考にしていただきたいです。 大きな流れは4つです。   ビジネスを達成するために最重要だと考えるKPIを一つに絞る、理解する 改善テストを設計する 結果を検証する 次のアクションを起こす このフレームワークの優れた点はこの4つをベースに方針転換なども含めた形で運用フェーズを構築している点です。また、OMTM(One Metrics That Matter)、最も重要だと考えられる一つの指標の改善のみに集中するという考え方もシンプルでわかりやすいです。 このフレームワークで運用で進めてみる例を挙げましょう。とあるファッションコマースサイトがあります。商品を購入している(コンバージョンしている)ユーザーの平均のサイト内ページ閲覧数が7ページだったとわかったとします。売上げを拡大させる為に必要なKPIは「ユーザーの一人あたり平均ページ閲覧数を7ページにする 」と推測できます。 このKPIを前提として続いてリーンサイクルの流れに従い、改善ポイントの推定に入ります。ここで重要な点は改善ポイントはデータを使っても使わなくてもどちらでも良いことです。結果の検証とサイクルを回すことに重きを置いているので、良い推測ができるのであればすぐに動いてみるここともできます。 これは実際にあった例ですが、とあるコマースサイトでPtengineを使って次のような結果が可視化されました。つまり、データで改善ポイントを推定するパターンです。  図:とあるコマースサイトでのユーザーのクリック集中計測レポート 上図のように商品写真に人間のモデルを使っているものはクリックが集中し、サイト上でのエンゲージメントが明らかに高かったのです。これをもとに改善策として商品写真にモデルを使用したものの割合を多くする、あるいはページ上部に集中させる、などが仮定できます。 そして、テストを実行し結果が良くなったを計測します。もし良ければ次のビジネスKPIに移行、ダメだった場合は仮説変更、ターゲットを変える、あるいは、あきらめるなどの選択肢から判断します。 まとめ:4STEP分析の正しい運用をしましょう ビジネスを達成するために最重要だと考えるKPIを一つに絞る、理解する 改善テストを設計する 結果を検証する 次のアクションを起こす アナリティクスと改善のサイクルPDCAそのものですが、実際には繰り返す中で大幅な方針転換、撤退、スケールに向けた動きなども考慮しなければなりません。リーンサイクルはその点も常に念頭に入れたフレームワークなのでぜひ活用してみてください。そうすうることで日々のテスト検証だけにとらわれることもなくなるはずです。 質問・ご意見などいつでもどうぞ ライター @PtTakashi Ptengine公式Twitter @Ptengine_jp

事前登録サイトのCVRが33%を超えました!

先日オープンしました、無料Webアナリティクス「Pt engine」の事前登録サイトのCVRがなんと33%を超えました! 無料高機能Webアナリティクス | Pt engine  事前登録サイト http://www.ptengine.jp/free CVは事前登録のメールアドレス登録です。   一般的な事前登録サイトでのCVRがどのくらいなのかはわからないのですが、3人に1人が登録していただけるというのは、ネットビジネスに関わっている人であればわかるとおもうのですが、かなり興奮してしまう数値です!   思わず胸を撫で下ろしてしまいましたが、それだけ登録ユーザーさんの期待も高いと思いますので、期待に応えられるよう、引き続き設計や開発を進めてまいります!   また今回の事前登録サイトについての分析を近いうちに取りあげようと思います。  

数字だけでもダメ。エンゲージメント計測を使ったクリエイティブ改善方法

  <コンテンツ・クリエイティブへの共感は測れるのか?> 多くの人がサービス、ブログなどで人々が共感するコンテンツを更なるリード獲得のために生産をしています。インバウンドマーケティングと呼ばれるジャンルもありますが、根本的には「皆の役に立つ、共感する、素晴らしいものを届ける」ことです。私達が良いコンテンツを提供すれば、ツイート、いいね、+1などのシェアが行われます。しかし、あなたのコンテンツやクリエイティブのどれくらいが本当に人々に読まれて共感されているのでしょうか?そもそも、それを測っているでしょうか?いや、測れるものなのでしょうか?     <不満を計測する簡単な方法はあるが。。。> ユーザーの不満を計測する方法であれば簡単なものがあります。検索キーワードでやってきた最初のページ上におけるユーザーの直帰率です。Googleアナリティクスなどを使ってすぐに把握することができます。あなたのコンテンツに不満をいだくユーザーの典型的な例はこうです。何か目的を持ってキーワード検索をし、見つかったページに移動して、スクロールをして少し内容を読みすすめて「これは求めいてた情報とは違う」と感じて離脱して検索結果一覧に。。。     <クリエイティブへの共感を測る:共感サイクルを考える> 仮にこれが不満を持ったユーザーが良く取る動きであれば、満足したユーザーは逆の行動をするはずです。いずれにしてもユーザーを直帰させないことは達成してほしいゴールにたどり着く可能性を広げてくれます。そのような深い興味を持ち、すぐに去らないユーザーの行動はこのようなサイクルになります。     このような好循環サイクルを実現する素晴らしいコンテンツを生み出すために何を行えばいいのでしょうか?アナリティクスを通してそのヒントを得ることができます。このサイクルを逆に辿ってみましょう。   →ユーザーからの流入が多い →(なら)SEOなどでランクが上がってるはず →(なら)肯定的なフィードバックやシェアがあるはず →(なら)ページやサイトでじっくりコンテンツを読んでるはず →(なら)ユーザーが興味を持ってくれているはず →(なら)素晴らしいコンテンツを生み出しているはず   素晴らしいコンテンツを生み出すことはユーザーの興味を深く理解する必要があります。アナリティクスを通じてユーザーの関心がどこにあるのかを調べる場合、「ページやサイトでじっくりコンテンツを読んでるはず」が計測できればいいことになります。   <ケース:オンライン英会話サービスでのエンゲージメント計測> では実際にあるサービスを通して分析をしてみましょう。私が大変仲良くさせていただいている英会話サービス「BestTeacher」さんの例を使って説明します。「BestTeacher」は自分だけのオリジナル教材を作り、それをスカイプ英会話で実践する、スピーキング/ライティングを総合的にレベルアップするオンライン英会話サービスです。最近ではオンライン英会話もかなりの種類が出てきているので似たようなサービスが乱立していますが、その中でも創業者が自分の体験に基づいて作った独自性の高いサービスをいかにユーザーに響く形で伝えられるかが課題になります。 ※こちらは2013年3月時点でのサイトであり、現在はリニューアルされています。       ユーザーの流入元として英会話の比較サイトにバナー広告を出しており、そこからやってくるケースが比較的多いです。ある程度検討意欲の高いユーザーがサイトへやってきた時に、どんなコンテンツに興味を持ってアクションしてくれたのかを計測することでサービスサイト上に出すコンテンツ、ブログなどで発信していく情報を改善していき、コンテンツを最適化させるのがアナリティクスの目的です。   今回はPt engineを使用して次の3つの観点から分析をしました。   1.滞在時間と直帰率(ページへの関心がわかる) 2.スクロールや視線集中度(どのコンテンツに興味があるかわかる) 3.モバイル/PCでの性質の違い(デバイスによってユーザー行動がどう変わるかわかる)   さらに計測した対象ユーザーは以下です。 英会話比較サイトにおけるテキスト/バナー広告から流入した新規ユーザー   1.滞在時間と直帰率 <広告から流入した後のランディング(TOP)ページにおける数値比較>   ここで注目したいのは、テキスト広告からやってきたPCユーザーのエンゲージメントの高さです。 なぜこのような現象が起こったかを定性的な観点から分析することで、アクションにつなげやすい仮説を作ることが可能です。   まず、流入元のバナー広告とテキスト広告を比べてみます。         上のようにバナーと違いテキストの広告は顧客の痛みとそれに対する独自のメソッドを端的に訴求したコンテンツとなっています。一方、バナー広告は低価格といつでもできるという端的なメリットを主張していますが、この時点ではこのサービスが他と何が違って良いのかはユーザーはわからない形になります。   ここまでで、なぜテキスト広告のほうがエンゲージメントが高いのかうっすらわかる気がしますが、実際どこまでユーザー行動に影響したのかを、ヒートマップ(視線集中のサーモグラフィ表示)を使って調べることで仮説を確信へと変えることができます。     2.スクロールや視線集中度 以下が、バナー広告流入とテキスト広告流入におけるサイト入り口ページのユーザー行動の比較です。     明らかにテキスト広告流入のユーザーは下のコンテンツに視線が集中しています。サイト下部のコンテンツはユーザーを安心させるためのサービス内容で構成されているので、テキスト広告の文言で共感を得たモチベーションを維持してコンテンツを見ているということがわかります。したがってテキスト広告のほうがユーザーのエンゲージメントを高めておりファンになる可能性が高くなっていることは強い仮説となります。もちろん、コンバージョン数での比較なども合わせて確認するとさらに具体的になります。     3.モバイル/PCでの性質の違い 最近ではスマートフォンサイトへのアクセスもかなり増えています。スマートフォンサイトとPCサイトではコンテンツの配置や内容が変更されているケースもありますので、モバイルユーザーがどうサービスと触れているかを比較して分析することも重要です。     モバイルにおいても、サイトに入る前のクリエイティブで訴求したポイントによってサイト上でよく見ているコンテンツに違いがあることが確認できました。       <まとめ> これまでの分析を通して、わかることがあります。   1.コンテンツ/クリエイティブは、サイト内だけでなくサイト外でもユーザーに影響があること 2.ユーザーがサイトを訪れた際のモチベーション、行動は訪問前の情報で形作られるケースも多いこと 3.PCとモバイルでもユーザーの行動が違うが、事前に得た情報に関連するコンテンツに集中することは共通   今回のケースですと、広告コンテンツの訴求ポイントによってその後のサイト上でのユーザー行動が大きく異なっています。バナー広告のクリエイティブを見直してユーザーがサービスの深い部分を知りたいと思うモチベーションをあらかじめ高めておく、というアクションなどが考えられるでしょう。また、モバイルサイトの場合は縦に長いコンテンツの中で、広告での訴求ポイントに関連するコンテンツがなるべくサイト上部で閲覧できるようにするなども検討できます。いずれにしてもサイトに入る前の情報と入った後の情報がお互いに補完し合う形で存在をしているか?一貫しているか?を見直すことでコンバージョンなどを最適化するコンテンツマーケティング、クリエイティブ改善が実施できるはずです。   <エンゲージメント計測〜コンテンツ改善のワークフロー>   Step1 定量データ(滞在時間、直帰など)を計測し、セグメントごとにモチベーションの高さを計測 Step2 定性データ(実際のコンテンツ確認/ヒートマップ等)を使ってエンゲージメント高低の原因をセグメントごとに推察し、仮説を補強 Step3 上記データをレポートなどにまとめて報告。ユーザーの興味と一致するコンテンツをサイト外、サイト内で調整   あなたがインバウンドマーケティングによるコンテンツ最適化がミッションでも、デザイナーとして常にクリエイティブ改善を目指すことがミッションでも、日々の結果とともにユーザー目線の考察は欠かせません。なぜなら素早いアクションを実施するには明確な目標とともに、素早い仮説構築が必要です。その根本にはあなた自身がユーザー行動、動機の理解に自信を持っていることが何より重要なのです。   質問・ご意見などいつでもどうぞ ライター @PtTakashi Ptengine公式ツイッター(本日オープン) @Ptengine

成果を確実に出すためのランディングページの企画〜計測【計測編】

前回の「成果を確実に出すためのランディングページの企画〜計測 企画編」に続き今回は実際に企画したランディングページの計測についてです。 企画倒れになったアイディアのみランディングページの問題は何か? それは、「次にどうすれば良いかがわからない計測」をしているからです。 逆に言えば、あらかじめ最も重要で測るべき指標がわかっていれば結果は逆になります。これから話す内容は細かいhow toではなく、どこでも通用する原理原則としての計測です。効果的なランディングページは初めから存在しません。 Twitterのランディングページ かの有名なTwitterも計測すべき指標を計測しながらユーザーを獲得するのに最適なランディンページへと進化をしていきました。ここでTwitterのランディングページの歴史を紹介します。 Twitterのランディングページの歴史① Twitterのランディングページの歴史② 現在(当時)のTwitterのランディングページ たくさんのメリットを強調して少し文章量の多かったページを最も重要なメッセージ一つに絞ったシンプルなランディングページにすることでユーザー獲得率を劇的に向上させることにTwitterは成功しています。 効率的な運用を行うための計測ポイント このような効率的なランディングページの運用が行えるようになるために、計測すべきポイントは次の3つです。 Step.1:明確な効果がわかる3大指標の計測 Step2:ユーザーへのメッセージテスト Step3:SEO 具体的にどのように進めていくかを説明します。 Step1 計測するべき3大指標 (1)ユーザーのクリック、スクロールなど動きの計測 ランディングページは基本的に1ページでユーザー魅了しなければいけません。 従ってその1ページの中で実際にどこがどう見られて、意図したアクションがされていのか?という情報を取得することは非常に有効です。 例えば、弊社のPtengineを使ってスマートフォンサイトのクリック、スクロール到達率、凝視エリアを計測したものが下になります。 (2)ランディングページに訪問したユーザー数 当然ですが、そもそもランディングページに来たユーザー数が少なければ、集客を見直す必要があります。訪問ユーザーの推移は常にチェックをします。 (3)自分で設定した目標/数値 わかりやすい例は会員登録などのコンバージョンなどです。 各ランディングページの目的に応じて自分が計測しておかないといけない指標を1〜3つ程度に絞って選んでおきます。大抵は次の3つに落ちつくことが多いです。 リファラー 滞在時間 コンバージョン 実は上記の(1)〜(3)と平行して行うべき計測があります。 (4)ユーザーからのフィードバック(5人程度) プロダクトでもサービスでも実際のユーザーに使ってもらいフィードバックをもらって初めて分かることは多いです。 いかに良いランディングページの運用でユーザーを獲得したとしてもサービス自体に不満があるのではあっという間にユーザーは去っていき、最も大切な売上に貢献できません。 また、フィードバックを受けるメリットはサービスの質を上げることだけではありません。 ランディングページで伝えようとしているメッセージと実際にユーザーが感じているメリットのギャップを把握することができます。押していた機能より実はユーザが利便性や満足を感じている点が違うことは新しいサービスでは特に頻繁に起こります。 ここで計測の仕上げに入ります。 マーケットチャネル毎に今まで述べてきた指標を整理します。無料検索/有料検索/広告/ソーシャル/ブログなどユーザーがランディングページへ入ってくるチャネル毎に評価をしていきましょう。 これは、各チャネルの効果を見極めるだけでなく、チャネル毎に最適なユーザストーリーやメッセージを作り出しページやメッセージの出しわけやテストを行うための準備としても効果があります。 これらをまとめると、このStepは下の図のようなまとめになります。 Step2 メッセージテスト 次のステップはメッセージテストです。 メッセージテストとは「何がユーザーの心に残るかを見極めるプロセス」です。以前に「たった一例のA/Bテストでわかるユーザー理解と勘違い」という記事でユーザーに届くメッセージの微妙な違いで成果が全く違うことを伝えました。 一番ユーザーの心にのこる言葉を選んでいきましょう。メッセージテストは以下の手順で行なっていきます。 フィードバックをもらいたい機能の選定 ユーザー属性調査 ユーザーのグループピング ブランドメッセージの構築 (1)フィードバックをもらいたい機能の選定 あなたのサービスは何らかの他とは違う強み、機能を持っているはずです。それはユーザーの心を掴んではなさないものなのか、確かめてみましょう。 まずは、ユーザーにフィードバックをもらいたい機能/特徴を5つリストにしましょう (2)ユーザー属性調査 メッセージを届けるべき相手で最も重要な人は誰なのか?を理解することも必要です。具体的には以下のようにユーザーの特徴がわかる情報を取得しましょう。質問の数としては全部で10から12個くらいでまとめましょう。 デモグラフィック情報(年齢、性別、住所など) ユーザープロファイル(その分野で初心者かエキスパートか?など) ユーザーの抱える問題(何に不満か?何が怖い?何に怒っているのか?) 現在の解決方法(どうやって問題を解決しているのか) 購買行動(解決方法について、何を、いつ、どれくらいの頻度で買っているのか?) 情報源(その分野について何の情報を参考にしているのか?) (3)ユーザーのグループピング (2)の調査ができると大まかなターゲットユーザーのグルーピングができるようになります。2から5程度のグループにまとめましょう。 (4)ブランドメッセージの構築 (1)〜(3)までの作業が終わると「どんな人が何に困っていてどんな解決方法を求めているのか?」がわかってくるようになります。 ここまで来た段階であなたが提供している製品/サービスで本当にユニークで意味のある機能を5つリストにしましょう。そして仕上げです。各ユニークな解決方法ごとにユーザーを喜ばせることを約束するメッセージをつけてあげましょう。 例えばFacebookの友人をレコメンドする機能は「昔のクラスメイトにすぐ会える」などです。 このステップがすべて終わると、結果は機能+ブランドメッセージのリストになります。 機能1:ブランドメッセージ1: 機能2:ブランドメッセージ2: 機能3:ブランドメッセージ3: Step3 SEO SEOも軽視することのできない大切な戦略の一つです。 ランディングページを検索エンジンから発見されやすくすることで多くのユーザーを集客することが可能になります。細かいSEOに関する基本は国内情報ではSEO Japan、海外ではSEOmozなどが有名なので参考にしてください。 ここでは検索エンジンで上位になりそうな旬なワードをどのように見つけていくかについて説明します。 これがわかることで継続的に話題にされやすいキーワードを考えながらページ内の言葉を構成していくことができます。 話題にされやすいキーワードの見つけ方 a)Googleキーワードプランナーを使う Googleキーワードプランナーは自社のサービスに関連するワードにどの程度競合が存在するのかを理解するには最適です。 目安としては、検索ボリュームが50,000以下であればチャンスがあります。競合度が低、中、高とありますが中以下であることが望ましいです。 ※下記は2012年当時のものです。 b)Googleトレンドを使う Googleトレンドは自社サービスに関連することで今何が人々の間で話されているのかをひと目で理解することができます。 a),b)の2つを駆使することにより競合に比べて有利でかつ最近よくweb上でよく広がっているワードを効果的に収集することができるようになり、あなたのランディングページをより魅力的な言葉で引き込むチャンスが増えるのです。 まとめ Step1〜Step3まででランディングページのどんな指標を計測していけばいいのか、どのような調査をして伝えるメッセージを構築していけばいいのか、どうやって人々の話題になるキーワードを発見していけばいいのか、を迷うことなく進めていけるはずです。 最も大切なことは、これらのStepはサービスのランディングページを立ち上げる前に準備ができる上に、立ち上げた後も繰り返しながらより成果のでるように改善をしていくこともできることです。 今すぐやってみましょう!

成果を確実に出すためのランディングページの企画〜計測【企画編】

どのようなサービスであっても、魅力的なランディングページを作成して、多くの見込み顧客を獲得したいというのはマーケッター共通の願いです。 しかし、実際は事前に何を検討しておくべきなのか?何を計測すればいいのか?が曖昧なままサービスリリースに合わせて突貫工事のようなランディングページを作ってしまい、思うようにユーザーを獲得できなかった、というケースがたくさんあります。 今回は初心者マーケッターからベテランまで、効果的なランディングページをどのように運用していけばいいのか企画〜計測までを複数回にわたってお伝えします。 サービスまで時間が迫った中でも効率的に何をすればいいか、チェックできるはずです。 1.GOAL設定 成果が目に見えてわかる具体的な目標を2つ立てましょう。優れた目標とは、「いつ」「何が」達成されたかが明確になる目標です。 ×「多くのユーザーに知ってもらい、登録してもらう」 ◯「6ヶ月で2万人のsign upを獲得する」 ×「たくさんの記事にサービスを取り上げてもらう」 ◯「Cnetに特集記事で取り上げてもらう」 2つの目標は獲得目標、認知目標のように構成するといいです。 2.ターゲット設定 5〜8タイプのユーザーを想定しましょう。 彼らの特徴、ニーズ、どうしてこのサービスで課題を解決したいのか。仮説をまとめましょう。例えばこのような表にまとめてみるといいです。 3.コンテンツ設定 ここから具体的にランディングページのコンテンツを作っていきます。コンテンツを作るにあたって以下のことをしっかり検討していきましょう。 (1)人間味のあるストーリー -あなたのサービスが消費者にとって目新しい、あなたの会社自体があまり認知されていないような場合、あなたは信頼を得ることからはじめなければいけません。消費者を安心させるために、 あなた自身のストーリーを伝えてあげましょう。 (2)サービスのメリット3つ -短く、わかりやすく、問題解決に直接響くメリットを3つあげてください。 (3)ユーザーにアクションを起こさせる仕組み3つ -プロダクトツアーなどはありますか?ユーザーにsign-upさせる前に何か試したり体験できるような仕組みを検討してください。 ライフネット生命はネット上で見積りのお試しができますよね。 (4)初期ユーザーへのアプローチ -友人でいいです。連絡がとれてフィードバックを貰えるようなユーザーがいたらその人にあなたのサービスを表現するメッセージがきちんと共感されるかチェックしてみましょう。 7人〜10人くらいを目安に。 (5)ユーザーから取得したい必要最低限の情報 -C向けのwebサービスであれば、必要な情報はメールアドレスだけかもしれません。ユーザーに不必要な情報を入力させる手間を避けるだけで、sign-upの割合が変わります。 (6)ユーザーが情報を取得したあとのプロセスの最小化 -ユーザーは情報を渡したら早くあなたのサービスを使いたい、試したい、情報を得たいのです。使うまで時間がかかったり長引く手続きは避けるべきです。 (7)どうやってすぐにサービスを使ってもらうか? -登録だけされて使われない、といったケースはよくあります。登録が終わったらすぐにユーザーに使ってもらえるようにどんなことをすればいいのかを考えましょう。 (8)どんな特徴、機能をユーザーが登録したあとに強調するか? -ユーザーが登録した後に何ができるようになったのか、きちんと強調して伝えてあげましょう。 (9)ユーザーが怖いと思っている点は何か?どうやって取り除くか? -sign-up後にユーザーが不安に思うようなことがあるか考えてください。それを取り除くメッセージなども検討してみましょう。 4.ユーザーマーケティング ここまでで、ランディングページを作りあげるまでの企画はできました。次に検討するのは「どこにあなたのサービスを使いたいユーザーが生息しているのか?」です。 つまり、マーケティングアプローチです。 (1)あなたのサービスのユーザーが知りたがるyoutubeやビデオを5つまとめる -Youtubeであなたのサービスに関連するキーワードで動画を検索してみましょう。 (2)あなたのサービスのユーザーが知りたがる記事を5つまとめる -はてなブックマークやNaverまとめで人気になっている記事を探してみましょう。 (3)あなたのサービスのユーザーが知りたがるサイトやページを5つまとめる -あなたのユーザーが頻繁にアクセスしているサイトやどこでしょうか?Facebookでしょうか?比較サイトでしょうか?それともその他のコミュニティでしょうか? (4)あなたのサービスのユーザーに関連するTwitterアカウントを10人まとめる -業界の有名人でなくてもサービスに関連することをつぶやくユーザーを見つけてチェックしておきましょう。 (5)あなたのサービスのユーザーに関連する個人ブログを5つまとめる -個人であなたのサービスに関連する有益な情報を発信しているユーザーは貴重です。そのブログに対するコメント数やツイートのされ具合などチェックしましょう。 まとめ いかがしたでしょうか? 次回は計測編で作ったランディングページをどのように計測していけばいいのかお伝えします。

41個の知っておきたい海外人気スタートアップブログ

以前のブログ記事で反響の高かった「海外スタートアップがアプローチすべきブログ、メディア大全」の第2弾です。   ランキングをまとめたのは、HubSpot社のDharmesh Shahです。毎日のトラフィック、 口コミのされ具合、などのデータを元に厳選されたランキングです。   web界隈ではおなじみのtechcrunchよりも人気の高い個人ブログがあったりするなど、 知らないブログも多いのではないでしょうか?   新しいサービスの動向、マーケティング、日々のサービスの改善の仕方など 参考になる情報が満載だとおもいますので、ぜひ一度気になるサイトは調べてみてください。

たった1例のA/Bテストでわかるユーザー理解と勘違い

先日、Onlab [Data] Conferenceというシリコンバレーのデータ解析の先駆者達が集まる イベントに参加してきました。 アクセス解析をサービスで扱うものとしても個人的にも日本の企業がいかに ページビュー神話でしか解析というものを見ていないのか、を再確認するいい 機会でした。 ここで面白かった発表が1つありました。 A/Bテストを簡単にできるサービスを提供する「Optimizely」の創業者Pete Koomen氏 によるプレゼンテーションです。 彼の共同創業者のDan Siroker氏は2008年のオバマ大統領の支援サイトのwebデータ戦略を 担当しており、その際に選挙支援サイトへの登録ランディングページのA/Bテストを 行ったそうです。オバマ大統領はweb上での寄付金を集めることで選挙運動を有利に したことで非常に有名ですが、そこではA/Bテストを使って効果最大限にするアプローチ をすることが採用されていたのです。 A/Bテストとは仮に100人がサイトに訪れたとすると50人にはAのデザインのサイト、 もう50人にはBのデザインのサイトを閲覧してもらい、どちらがより効果の高い パフォーマンスがあったかを計測するものです。 そこで実際どのようなものがテストをされ、どれが一番効果が高かったか、 みなさんも是非考えてみてください。 Q1:次のうち最もサイト登録へ効果があったボタンはどれか? 1.Sign Up 2.Learn More 3.Join Us Now 4.Sign Up Now Q2:次のうち最もサイト登録の効果があった背景イメージはどれか? 1.Get Involved Image 2.Family Image 3.Change Image 4.Barack’s Video 5.Springfield Video 6.Sam’s Video いかがでしたでしょうか? それでは結果を発表します。 こちらをご覧ください。 ■結果 どうでしたか? 最初のボタンの文言は2.Learn Moreが最も効果が高く、続く背景のテストでも2.Family Imageが 最も効果が高いという結果になりました。 実際、当時の戦略チームもこのような結果になることは予想できなかったようです。 そしてA/Bテストで最適化されたページとオリジナルのページの効果の違いが下記です。 ■オリジナルページとA/Bテスト最適化のページの収益比較 A/Bテストで最適化されたページは、総額で約50億円の金額の違いを生み出しています。 もし、オリジナルのページが絶対だと担当者が考えて話さないようであれば、ずいぶんと選挙資金獲得も 様相が違っていたかもしれませんね。 ■顧客のことはわからない ここまでの話で最も言いたかったことはこれです。 私達はユーザー目線、顧客第一と言っているものの、顧客のことはわからないのです。 これはA/Bテストが優秀な計測ができるという証明ではなく、実際の顧客の反応を計測しないかぎり、 顧客のことはわからないということの証明なのです。 では顧客、ユーザーのことはどうしたらわかるのか? それは計測をして初めてわかることなのです。 計測をして顧客を理解し改善し、また計測をする。この繰り返しが頭に入っている企業とそうでない企業では 先ほどのオバマ大統領の結果の違いを生み出してしまうわけです。 我々はスマートフォンユーザーの動きを計測し、顧客理解をするサービスを提供していますが、 この結果は顧客理解の典型例であり、どの企業も頭に入れておいて欲しいと声を大にして言いたいです。 「顧客は計測しないとわからない」と。 この記事は下記を参考にして作成されております。 BestPractices&Lessons LearnedfromA/B and Multivariate Tests