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【今回のブログの内容は?】

Google は2015年4月21日(火)より、モバイルへの対応度(注1)Googleモバイル検索結果の順位決定要因(注2)として活用すると公式ブログ(注3)で発表しました。
注1:「モバイルフレンドリー」と呼ばれることがある。
注2:検索結果順位を決定するための要因。「ランキングシグナル」と呼ばれることがある。
注3:Google Webmaster Central Blog “Finding more mobile-friendly search results”(2015年2月26日のエントリー)
既に対策を講じられている読者の方も多いと思いますが、「その件は知っているが、具体的に何をしたらいいのか分からない」という読者のために、今回のGoogleの発表内容と、その対策について解説します。


 

以下、Q&A形式でご説明します。

Q1:今回、GoogleはSEOに関してどんなことを発表したのですか?それは重要な発表ですか?

A1: 今回はスマートフォンでGoogle検索を行う場合の検索結果順位についての発表です。検索ユーザーにとって全く同じくらい有益なコンテンツを有している「WebサイトA」と「WebサイトB」があったとします。この場合、スマートフォンユーザーにとって使い勝手の良いサイトの方を、検索結果の上位に表示するというものです。検索結果ページには、「スマホ対応」のラベルも付きますので、モバイルフレンドリーなサイトは、そうでないライバルサイトよりも、SEOで圧倒的に優位に立つことができます。

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今回の発表が掲載されているGoogleのBlog(英文)

Google Webmaster Central Blog “Finding more mobile-friendly search results”

  スマートフォンを利用して情報を得るユーザーはまだしばらくの間増え続けますので、今回のGoogleの発表は、Web担当者にとって、無視できない発表であると言えます。なお、今回の変更は、日本語を含む全言語のGoogle検索に適用されます。

Q2:「スマホ対応」のラベルとは、どのようなものですか?

A2: 「スマホ対応」のラベルとは、下記の図にあるようなものです。

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 「スマホ対応」ラベルの例

 「スマホ対応」のラベル自体は、2014年11月19日からスタートしていますので、既にご覧になった方も多いと思います。スマホの検索結果ページからサイトを訪れた際に、「文字が小さすぎて、読めなかった」といった経験をしなくて済むことを保証するラベルですので、忙しいスマホユーザーにとっては、非常に便利な機能です。もちろん、ライバルサイトにラベルが付いていて、自社サイトにラベルが付いていなかったら、無視できない状況であると言えます。

Q3:今回のGoogleの変更に対応するために、Web担当者は具体的に何をすればいいのですか?

A3: まずは、Googleが用意した「モバイルフレンドリー テスト」で自社サイトをテストしてみてください。

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Google モバイルフレンドリー テスト
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

  このテストは、サイトのURLを入力するだけで、下記の図のように、サイトがモバイルフレンドリーになっているかどうかを自動的に診断してくれます。(ということは、ライバルサイトを診断して見ることもできるということです。)
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Google モバイルフレンドリー テスト 診断結果
   「モバイルフレンドリーではありません」と表示された場合は、下記のようにその理由が表示されます。
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 診断結果の画面には、「Pagespeed Insights」というリンクが表示される。
 ただ、上記の表示だけですと、具体的にどの部分を修正したらよいのかが分からないので、「Pagespeed Insights」という文字をクリックして見てください。
すると、下記のように、なぜモバイルフレンドリーでないのかを更に詳しく説明してくれる画面が表示されます。
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  診断結果の詳細を見る画面。「ユーザーエクスペリエンス」のところに、修正が必要な項目が表示される。
上記の画面で、「修正方法を表示」をクリックすると、下記のように、具体的に、何を修正しなくてはならないのかが表示されます。
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 どの部分が「モバイルフレンドリー」ではないのかが、詳しく表示される。

Q4:今回のGoogleの変更は、タブレットには適用されないのですか?

A4: 今回の変更は、スマートフォンのみに適用されます。また、「スマホ対応」のラベルも、Googleスマートフォン検索のみに適用されます。

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GoogleはTwitterの公式アカウントで、今回の変更はタブレットには適用されないとコメントしています。(2015年4月2日)

Q5:Google Webmasterツールのモバイルフレンドリーの診断結果と、Google モバイルフレンドリー テストの診断結果が異なるのはなぜですか?

A5: Google Webmasterツールでも、モバイルフレンドリーの診断結果を見ることができますが、それは、Google Webmasterツールが貴社のWebサイトをクローリングした時点での診断結果です。その後貴社がモバイルフレンドリーのサイト改善を行った場合、まだその結果が反映されていない可能性があります。一方のモバイルフレンドリー テストの診断結果は、テストを行った時点での診断結果ですので、つい最近サイト改善を行ったばかりであれば、モバイルフレンドリー テストの診断結果とのタイムラグが生じます。

 

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Googleウェブマスターツールでは、「検索トラフィック」の項目内で「モバイル ユーザビリティ」を確認することができます。

Q6:これからモバイルフレンドリーの対応を始めますが、Googleは日本語のガイドライン等を出していますか?

A6: Googleは下記の「ウェブマスター向けモバイルガイド」を公開しています。こちらを参考にするのがオススメです。

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Google ウェブマスター向けモバイルガイド
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

Q7:Googleモバイルフレンドリー テストの診断に合格すれば、スマホ対応は安心してもいいのでしょうか?

A7: ユーザービリティの必要最小限の基準をクリアしただけですから、ユーザー目線で見て安心とは言えません。Ptengineのモバイルサイトのヒートマップに「モバイル」「新規訪問」「広告からの訪問」といったフィルターを掛けて、「ユーザーがしっかりコンテンツを見てくれているか」「クリックできないところを間違ってクリックしていないか」「多くのユーザーがよく見ている(使っている)コンテンツがファーストビューから遠く離れたところに設置されていないか」など、モバイルユーザーのストレス要因を洗い出し、ボトルネックを改善していくことが必要です。

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Ptengineのヒートマップなら僅か数クリックで、スマホユーザーのストレス要因を確認することができます。

4月24日(火)まで残りわずかとなりましたが、Ptengineユーザーの皆様のご検討をお祈りいたします。