blog  image
【徹底解説】SEO内部対策でウェブサイトを改善する方法をご紹介!

2020年07月04日

この記事は約7分で読めます。

ウェブサイトを運営するマーケッターは、ウェブサイトのCV数改善のため、PV数を少しでも増加させようと、様々な分析や施策を行っています。例えば、ユーザーの感じる些細な疑問を先に解決しておいたり、すぐに実践できるような良質なコンテンツを提供しています。これからデジタルマーケティングに取り組む方の中には、このようなマーケッターと競争することに不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

ウェブサイトの認知度を高めるためには、検索で上位表示を獲得して、露出度を高めることが大切です。そして検索順位上昇のためには、検索エンジンに、有益なウェブサイトと判断してもらう必要があります。そのためウェブサイトを運営するにあたり、検索エンジンを意識して改善することが、ウェブサイトの命運を分けると言っても過言ではありません。検索エンジンに、良質なウェブサイトであると判断してもらうために行う改善施策をSEOと言います。この記事ではSEOの1つである、ウェブサイト内を対象として行うSEO内部対策について、実際に効果のある手法と共にご紹介します。

SEO内部対策とはウェブサイト内を改善すること

コンテンツ量が多いのに全く検索順位が上がらないと悩む方は、検索エンジンが良質であると判断できない悪い要素を抱えて、ウェブサイトを運営している可能性が高いです。この場合検索エンジンに評価されるためにも、悪い要素を無くすような改善を行う必要があります。検索エンジンが良質であると認め、ウェブサイトの検索順位をアップしてもらうために、ウェブサイトを適切な状態にする一連の施策をSEOと言います。SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を取り名付けられた略語です。直訳すると、検索エンジン最適化という意味です。

SEOには大きく分けて内部対策、外部対策の2種類があります。その中でもSEO内部対策とは、ウェブサイト内で行う施策のことを言います。内部対策で行うことは、検索結果において表示順位をあげるためのコンテンツの充実度や投稿頻度、内部リンクの構造の改善などがあります。SEOの内部対策を行う目的について説明していきます。

SEO内部対策はマイナスから始めないために行う

SEO内部対策は、あくまでもマイナスからではなく0からスタートするための施策です。なぜなら、良質なコンテンツを提供し続け、多くのウェブサイトから引用された場合、内部対策をしっかりとしていなくても検索順位は上がり、流入数も増えるからです。実際に検索上位で表示されるウェブサイトを見ると、内部対策がしっかりとできていないことが多いです。

ただし検索上位を獲得していても、マイナスからスタートしていることに変わりありません。SEO内部対策を行うことで、現状よりも流入数を伸ばすことが可能です。また、これからウェブサイトの運営を開始する方は、フラットな状態でスタートを切れるため、内部対策は積極的に行うようにしましょう。

SEO内部対策は一見専門性の高い技術に見えても、HTMLという比較的、簡単に書き方を学べる技術ができれば個人で行えることがほとんどです。そのため、SEO対策を行う企業はあまり重要視せずに対応する可能性もあります。他社にSEOを依頼する際はしっかりと話し合い、どのような企業かしっかりと見極めてから依頼をするようにしましょう。

SEO内部対策の目的

検索順位は、クローラーと呼ばれるウェブサイトの情報を収集するロボットの巡回、ページの情報をGoogleのデータベースに登録するインデックス、Googleのアルゴリズムによるウェブサイトの評価の順番で決定します。いくら良質なコンテンツを提供していても、クローラーによる巡回がされなかったり、Googleのアルゴリズムに正しくサイトを評価してもらえないと検索順位は上がりません。SEO内部対策はこのようなリスクを避けるため、良質なコンテンツを提供していることをGoogleに正しく伝えることが目的です。

例えば、クローラーはインデックスされているサイトのリンクを辿り、巡回します。この特徴から、新たに立ち上げたばかりのウェブサイトは、クローラーにより巡回される確率が下がります。しかしサイトマップというものを作成して、検索エンジンに送信することで、作成したばかりのウェブサイトもクローラーが巡回してくれます。その他にもキーワードを入れてタイトルを構成したり、ページの見出しタグを適切に配置することで、ウェブサイトの内容を適切にクローラーに伝えることができ、Googleにウェブサイトを正しく理解してもらうことに役立ちます。

SEO内部対策の実践方法

SEO内部対策は2つにカテゴライズすることができ、それぞれクローリング対策、インデックス対策と言います。各要素ごと多種多様な対策方法が存在しています。

クローラー対策

インデックス対策

しかし内部対策に慣れていない場合、設定に時間がかかるものや専門性が高いものも存在するため、時間をかけても設定できず、諦めてしまう可能性があります。そのため、まず初心者が行うべき対策のみに絞り、具体的な対策方法をご紹介します。

クローリング対策

クローラーにサイトを巡回されない限り、検索で上位表示を獲得することはできません。そのため、クローラーを呼び込みやすくしたり、巡回率を高めるする対策を行うことが大切です。具体的な方法について説明します。

サイトマップ

ウェブサイト内にどのようなコンテンツが存在するか伝えるためのものです。ウェブサイトの全体像を可視化し、地図のような役割を担うことからサイトマップ と呼ばれています。サイトマップにはユーザー向けのHTMLサイトマップと、クローラー向けのXMLサイトマップの2種類あります。

サイトマップは基本的に全てのページを記載する必要はなく、クロールして欲しいページを絞り込み作成します。事前に作成しておくことで、クローラーがウェブサイトを巡回するときのヒントを与えることができます。

内部リンク

内部リンクの存在は、検索順位に大きな影響を与える非常に重要な要素です。同一ドメイン内で引用するリンクを指し、ページからページへ遷移するためにリンクを張ります。

ポイントは、内部リンクの遷移先は関連性の高いページにすることです。見て欲しいページがある場合、そのページのリンクを様々なページに張りたいと考えるかもしれません。しかし、関連性を考慮せずに内部リンクを張ることで、専門性や統一性のないページであると検索エンジンに判断されてしまう可能性があります。

テキストメインで構成する

ページを作成する上で、内容を伝えやすくするためにテキストメインの構成にすることも効果的です。画像を主体とするよりもテキスト中心にすることで、検索エンジンにページの内容を理解してもらいやすくなります。

さらにテキストメインにすることで、ユーザーがウェブサイトを不自由なく遷移することができます。例えば、内部リンクをページタイトルにして張ることで、遷移先のページがどのような内容であるか、ユーザーにとって理解しやすくなります。

インデックス対策

クローラーはページ全体を読み取り、インデックスしているわけではありません。HTMLのhタグをはじめとした多種多様なタグを目印として、インデックスを行なっています。そのため、インデックスを意識してページ構成を考えることも、内部対策を行う上で大切です。

ページタイトル

ページタイトルは、ユーザーにページの内容を知らせるためのものです。ユーザーはページタイトルで内容を見るか判断するため、ウェブサイトの流入はタイトルにかかっているとも言えます。

多くの記事ではキーワードを先頭に置くことが、検索エンジンに対して効果的であると説明しています。しかしキーワードを先頭においた場合でも、検索順位の結果に大きな影響は起きません。このことはSEOに関する人気No.1の掲示板である、フォーラムウェブマスターフォーラムの管理者テッドスターも言及しています。先頭に置くことばかりを意識して不自然にならないように注意しましょう。

タイトルは35文字に納めないと省略されてしまいます。省略されたことで、ユーザーがどのようなページか理解できなかった場合、クリック率に影響します。ページタイトルはキーワードを含めたシンプルで分かりやすいものにし、30文字前後で構成するようにしましょう。

meta description(メタ ディスクリプション)

ページ内容をユーザーや検索エンジンに伝えるために、meta descriptionを用います。meta descriptionは120文字を超えると省略されてしまいます。タイトル同様、ページ内容を簡潔に伝えるために役立つので、念密に考えることでクリック率の改善に繋がります。

また最近では、検索したキーワードをタイトルに含まないページが上位表示されるケースもあります。このことから検索エンジンがタイトルのみではなく、meta descriptionの説明も判断基準に含めていると予想できます。meta descriptionを構成する場合もキーワードを含め、最大限ページの魅力をユーザーに伝えるように工夫しましょう。

見出しタグ

見出しタグは、ページ内の構成要素を分かりやすく伝えるために活用します。見出しタグには、HTMLのhタグというものを用います。見出しタグにはh1からh6まで存在します。コンテンツごとに要約した見出しを置くことで、クローラーに正しくページの情報を伝えることが可能です。

基本的にページ全体の要約を行うh1タグは、記事の先頭で1度だけ用いることがポイントです。その他のタグは、適宜利用して内容をまとめるようにしましょう。ただし文字サイズを見出しと同じにしたいという理由だけで、見出しタグを乱用したり、見出しタグの数字を順番通りに使用しないといったことを行わないように注意しましょう。

SEO内部対策で検索エンジンに適したウェブサイトにしよう

この記事では、SEO内部対策と初心者でも取り組める対策方法についてご紹介しました。SEO内部対策は地味に見えて、検索エンジンに正しく評価してもらうために、非常に重要な施策です。例えば、ウェブサイトの評価基準が変更した場合に、内部対策を行なっていることで影響を受けない可能性もあります。将来的に安定した運営を行いたいと考えている方は、SEO内部対策で検索エンジンに適したウェブサイトにしていきましょう!

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。