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正確なページ滞在時間の計測で改善を進めよう!

2013年12月10日

この記事は約2分で読めます。

サイト集客の課題点を把握するために、ランディングページ(LP)の直帰率は重要な指標です。

直帰率が高いということは、LPに訪れた多くのユーザーが興味を持たずに帰っていってしまったということになります。

ここでさらに深堀りすると、「訪れたユーザーがどのくらい滞在していたのか」がキーになってきます。

■平均滞在時間をみる

LPの平均滞在時間が長いのであれば、興味のあったユーザーが集客はできているが、そのページでは興味を喚起できなかったため、もしくはその商材自体に興味を持てなかったため、帰っていってしまったとわかります。

この場合はLPの改修が必要なアクションとなるでしょう。

一方で平均滞在時間が短いということになれば、ページに遷移後のファーストビューがユーザーの意図していたものと違った、誤クリック等が考えられます。
特に広告で集客していた場合、クリエイティブやテキストが遷移後のページのイメージを膨らませているため、思っていたのと違ったLPの場合、平均滞在時間が短くなったり、離脱率が高くなります。
このような場合は、ファーストビューの最適化や広告のクリエイティブチェックが必要となるでしょう。

このように直帰率が高い場合の平均滞在時間の把握は非常に重要なのですが、
Google analytics でチェックする場合は注意が必要です。

■Google analytics でのページ滞在時間

何故かと言うと、ユーザー直帰してしまった場合、滞在時間が測定されず0秒となってしまうからです。
それはGoogle analytics での各ページの滞在時間の測定は

1ページ目の閲覧開始時刻 ー  2ページ目の閲覧開始時刻

という仕様となっているからです。

そのため、離脱するページでは滞在時間が測定できません。
仮に直帰率が100%だとすると平均滞在時間が0秒となり、ユーザーがどの程度興味を持っていたのかが全くわからなくなってしまいます。

■他のツールで正確に計測する

その点、アクセス解析ツールPt engineでは直帰されてしまったページでも滞在時間が計測されます。
Pt engine は実際にページ内のどのエリアがどのくらい閲覧されたかわかるヒートマップがあるため、
正確な滞在時間測定は非常に重要な要素となっています。

例えば下記はとある広告流入からの滞在時間の比較です。
左が Pt engine、右が Google analytics です。

Google anayticsでは直帰率が100%のため滞在時間が0秒になってしまっていますが
Pt engineでは52秒と計測されています。

この場合、少なくともある程度、広告のターゲティングは良かったと言えるが、
ページの内容がいまいちだったのかもしれません。
他の流入に比べて、滞在時間が多いのか少ないのか、といった比較をするとまた見えてくることがあるでしょう。

以上のように、正確に滞在時間を測定することで分析できることが増えてきます。
ぜひ Pt engine で計測し、正確な滞在時間を通してサイト改善に活かしてみましょう!

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